味・おすすめ度:★★★★★5.0
「ただし旬の時期に限る」苦い思い出がよみがえる。
春~初夏の極上品は間違いなくトップクラスの味わい。
価格・産地・呼び方など
ここ数年で価格が急騰。
k3000円を下回ることはほとんどない。
ほとんどが鹿児島直送のため、現地での呼び方「アオマツ」がなじみ深い。
「最上級の刺身である」
「美味いとしか言いようがない」
「感激!」
「現状に数倍の値がついてもいいと思われる。」
まさに絶賛の嵐!こちらの市場には滅多に入荷が無いだけに、見つけたら絶対に買う魚のひとつでもあります!
ついにきました!
5月、土佐清水より到着の「アオマツ」
少し前は九州からの直送便でしか入荷が無かったこの魚。
その担当の現地仲買さんが「アオマツ」と呼んでいたのでそれが習慣になっています。
大きいものなら10kgを超える魚ですが今回はやや小さめ。
もうお分かりですね。
文句なしの極上品!
ものすごい脂の層!
この脂の甘さがたまらない!
しかもこれだけの脂にも負けないほど、身の旨味が主張してきます。
身自体にも甘味があってその相乗効果は計り知れません!
本当にこれ以上ない!最上級の味わいという評価にピッタリ。
旬のアオマツは究極の美味!でも油断してはいけません・・・
ある秋の早朝。10kgオーバーの立派なアオマツが立て続けに入荷。そんなことはここ数年なかったので皆はしゃぎまくり・・・そこから事件は発生したのであった。
良い魚体ですね!ん・・でもちょっと・・
ハイ最高!~特に問題なさそうに見えますよね?!
今日も来ましたね‥‥
・・・・・
全部ハズレでした・・・( ノД`)シクシク…
ショックすぎて画像すら残してないですね。
5月ごろ見られた「あの脂」はどこへやら。
2枚目の画像の物は肥え方も良かったので「イケる」と思いましたが脂無し。
何よりもすべて処理が甘く、刺身の味がぼけてました。
思いもよらぬ?!大漁水揚げ。残暑厳しい中、これだけ大きな魚が活適切な処理をされないまま市場に並べられていたのでは?せめて活け〆してくれていれば・・・
後は私の認識不足・・・例えば
こんなハマダイだと大きければ大きいほど脂もあって、旨味も深い。
それと同じ感覚で「アオマツ」も見ていました。
アオマツは大きさよりも「旬」の時期の見極めが大切ですね。
もしかしたら本当に美味しい「旬」の期間も短いのかも。
まだまだ勉強不足でした。アオマツは入荷量が極端に少ないのでまだまだ知らないことが多いです。今の所4・5月の土佐便や鹿児島は極上。秋の鹿児島は▲。冬場もかなり細かった。ということで春~初夏意外に買う時は注意が必要です。
ちなみに8月鹿児島から入荷のアオマツ。
こんなに細い魚でしたっけ!??
実際の入荷状況
2022-7「Team KUBO」極上魚出荷チームの「あおちびき」
極上魚の証!teamKUBOシリーズのアオチビキ!
めちゃくちゃ期待しちゃいます!
この画像を見るとよく肥えてますね~
でも見えないところ・・・尻尾の方が少し細くちょっぴり嫌な予感。
鮮度と身質は◎もちろん味もいいです!
ただ脂は無かったです・・・ちょっと残念。時期的なものですかね~